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左記、2005/10/11に観測された2シーンモザイクTiff画像は
こちら
図1. 2000.11.14観測
フォールスカラー画像
(B:G:R=Band1:Band2:Band3)
図2. 2005.10.11観測
フォールスカラー画像
(B:G:R=Band1:Band2:Band3)
2005/10/14 up


パキスタン大地震


 2005年10月8日午前、パキスタン北部をマグニチュード7.6の大地震が襲った。
 悲しいことに、その死者は既に2万人を越え、今後も状況がはっきりするに従い増加することが予想されている。
 地震直後の2005年10月11日に、被害が予想される地域のASTER緊急観測を実施したところ、イスラマバードから北西約50kmにある山岳地域(位置図参照)が雲の合間から確認できた。 右側にその画像を示す。
 また、左側には比較のため2000年11月14日に同地域を観測した画像を示す。
 地震前後の画像を比較してみると、多数の崩壊が確認される。図中の水色の丸は崩壊箇所と推定される部分である。
 特に画像の中央右下には、幅約800m・長さ約2kmという、非常に大規模な崩壊が見られる。また、他にも多数の中小規模の崩壊が発生していることがわかる。

 尚、この大規模な崩壊に関し、ASTER DEM(地形データ)を用いた解析について、産業技術総合研究所のプレス発表がなされています。
 ご興味のある方はこちら(PDF)を参照ください。


上記画像をご使用になりたい場合、下記の条件にてお願いします。

1)ご使用の際には、必ず下記情報を明記してご使用・ご公表ください。
・センサー名(ASTER)
・著作権:経済産業省/JSS
2)ご使用後で結構ですので、ユーザサービス宛に、下記をご連絡ください。
・ご使用者名(おなまえ、御所属)
・使用目的、及び、その成果
3)上記画像自体の複製及び二次販売は、1)、2)を満たしていても許可は出来ませんので、ご了承ください。
この画像をご購入になりたい方は、http://gds.ersdac.jspacesystems.or.jp/をご参考の上、手続きを行ってください。