九州南部、鹿児島県のほぼ中央にある複合成層火山。 桜島はもとは鹿児島湾(錦江湾)に浮かぶ島であったが、1914年の大正大噴火で流出した溶岩により、大隈半島と陸続きになった。火口から西側わずか10kmには、54万人以上の人口を擁する鹿児島市がある。 桜島は歴史時代より噴火を繰り返し、最近の活動は1955年より南岳の山頂火口で始まった。毎年100回以上もの小噴火を繰り返している。