2003/07/08 up
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中華人民共和国新疆ウイグル自治区の東南部、タリム盆地東端にある内陸湖。 19世紀後半以来、スウェーデンのヘディンらによる探査の結果、流れ込む川の河道変遷のため湖は移動するとされ、「さまよえる湖」として有名になった。 現在ではタリム川などの河川流路が取水ダムの影響などで湖まで届かなくなり、完全に干上がっている。 宇宙から湖の跡をみると人の耳の形をしていているように見える(耳の上部を横断しているのは雲である)。 湖の西湖畔にはシルクロードの要衝として栄え、4世紀の末ごろ突然消えてしまった楼蘭の遺跡があるが、ASTERからはその確認は難しい。 |