フィレンツェ,イタリア
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フィレンツェはフランス語でFlorence、いずれも花を意味するイタリア語のil fiore, フランス語のla fleurから来ており、花の都として有名なイタリア屈指の観光地である。イタリア半東北部、ティレニア海に注ぐアルノ川を挟んで市は広がり、人口約45万、トスカーナ地方の中心である。フィレンツェは、中世からルネッサンス期にかけてメディチ家の本拠地としてこの地方の文化 の中心となり、ダンテ、ボッティチェルリ、レオナルド・ダ・ヴィンチらが活躍した。
他のイタリアの都市と同様に、フィレンツェも中心に「花のサンタ・マリア」と言われる赤茶色の丸屋根を持つドゥオモがあり、多くの店や美術館はドゥオモを中心とした地域に集まっている。ドゥオモや、その南側のウフィツィ美術館、さらに橋の上にも店が並ぶポンテ・ベッキオ橋は、画像上でも、白い2つの点、2列に並んだ建物、そのやや西の橋として認識できる。
写真:アルノArno川の南側のミケランジェロ広場から市街を望む。中央がドゥオモ。
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