ベンガル湾を望む世界最大のマングローブ林 - スンダルバンス国立公園
ASTER Level 1B
ヒマラヤを源流とするガンジス川やプラマプトラ川などの河川が集まるカンジスデルタ付近の低湿地で、バングラデシュ南西から国境をまたぎインド南東のベンガル湾沿いに総面積約5800km2にも及ぶ世界最大のマングローブ林。
そのうち6割がバングラデシュに、4割がインドに属している。
この画像はバングラデシュ川を撮影したもの 。
全域は大小無数の河川が網の目状に走り、ほとんど人間は住めない。マングローブ林はサイクロンの猛威から一帯を守り、多くの貴重な生物をはぐくんできた。絶滅の危機に瀕しているベンガルトラのインド亜大陸における最大の生息地となっている。バングラデッシュ側は
1997年に、インド側は1987年にそれぞれ世界遺産の自然遺産に登録された。
|