2005/04/07 up

ヴァチカン市国
2002/01/10観測、ASTER Level 1B


  ローマ法王ヨハネ・パウロ2世が、2005/4/2(日本時間3日)に84歳で逝去された。在位26年の間に129カ国を訪問、他宗教と対話と和解を進め、世界平和の実現に情熱を注ぎ続けたその功績は、世界中で高く評価された。

 ローマ法王庁のあるバチカン市国は、ローマの中心部にある。国の面積は皇居のおよそ3分の1の広さで、世界最小の独立国である。画像ではテベレ川が中央を南北に流れ、中央やや上よりのテベレ川のそばに五角形の特徴的な形をしたセント・アンジェロ城が見える。
  その左側の円と矢印を重ねた形の、グレーに見える部分がサン・ピエトロ広場。歴史に足跡を残した歴代法王が静かに眠るサン・ピエトロ大聖堂はこの広場の左側にある。