ASTERオルソ画像から作成した、バンクス半島鳥瞰図
ASTERで2006年11月10日に撮影したニュージーランドにあるバンクス半島の鳥瞰図。
東から西を望む。高さを3倍に誇張して表示している。
バンクス半島はニュージーランドの南島の東海岸に面し、南島最大の都市クライストチャーチの南東約80kmに位置する。
この半島は約1100万年前の中新世に起こった火山噴火により形成された。
現在のこのような姿は、西側のリトルトン(Lyttlton)火山と東側のアカロア(Akaroa)火山のクレーターへの海水の浸入と、その後の氷河期の浸食作用などによる。
半島の名称はキャプテン・クックに同行した英国人生物学者サー・ジョセフ・バンクス(Sir Joseph Banks)に由来する。
バンクス半島は観光地として整備されており、アカロアはニュージーランドでは唯一フランス人が入植したところで、通りの名称などにその名残がある。
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