ミシシッピーデルタ


http://www.photolib.noaa.gov/coastline/line0042.htm

ミシシッピー川がメキシコ湾に注ぎ込むところに発達した,鳥趾状のミシシッピーデルタです。画像中で赤い部分は植生に覆われており(→参考),海で淡い青色の部分は浮遊物の多いところ,黒っぽい部分は浮遊物が少ないところです。

このデルタは大きな分流が広がっていく際に成長したもので、潮の流れや波による破壊よりも,浮遊物が堆積する速度の方が速いために形成されたものです。最先端の部分を見ると,浮遊物が多い水が流れ出していることから,このデルタが成長過程であることが分かります。

ミシシッピー川は数百万年前からメキシコ湾に流れ込んでいます。現在のミシシッピデルタの両側には古いデルタが浅瀬として残っています(画像で確認できますか?)。