宇宙利用拡大推進事業
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[レビュー]インターンシップ #02
プラスチックごみの海洋流出を防ぐ
Innovative AsiaというJICAの奨学金制度を用いてアジア各国から優秀な学生が日本で学んでいます。機構ではこれまで、80名以上の留学生を短期インターンシップ制として受け入れてきました。その中で、特に優秀な学生については、大学院修了時にインターンシップ生として3か月程度受け入れ、衛星データやGISデータを用いて彼らの専門性の向上と国際協力を行っています。
Fikriさんはマレーシアから立命館大学に留学した学生で、コンピュータサイエンスを専攻しました。
名前: Fikri
出身: マレーシア
期間: 2020年9月 – 2020年12月
機構でのインターンシップ期間中、Fikriさんは、UNESCAPのClosing the Loopプロジェクトとして、海洋プラスチックごみの原因となる都市部のプラスチックごみをマッピングするためのwebGISの開発に取り組みました。機構ではすでにGDSSを開発し運用していますが、Fikriさんは、プロジェクトを通して機能拡張や技術革新に貢献しました。
機構のIT担当者は端末に向かってコーディングをするだけではありません。現地調査やデータ解析など実際に行って、現場のニーズを拾い上げ、アイデアをまとめそれをシステム開発に落とし込みます。Fikriさんも渡良瀬川でSentinel-2、UAV及びスペクトラルメータによる同期観測や、ペットボトルで作成したブームによる河川のプラスチックごみ回収作業のデモを行いました。
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