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2007/08/31 up

ペルー沿岸地震による地表面変位計測結果 (PALSARデータを用いたInSAR処理)


 この画像は、2007年8月16日にペルー共和国の沿岸で発生した大地震(M8.0)による地表面変位を、陸域観測技術衛星「だいち」に搭載されたPALSARを用いてERSDACが計測した結果である。使用したデータは、2007年7月12日(地震前)と2007年8月27日(地震後)に観測されたものである。


 画像中の色が、青〜黄〜赤に変化する箇所(パラカス半島:Peninsula Paracas)は、地表面が衛星に近づく方向に動いたことを表す。カラーの1サイクルは11.8cmの変位量に相当するので、本画像からパラカス半島付近は1.3m以上隆起したことが分かる。